ことばの両利きブログ 日英バイリンガルを目指す

バイリンガルになりたい!英語を話せるようになりたい!人(特に小中高生)を全力で応援!

英語学習は遊びながら覚える(4)!

英語学習は遊びながら覚えよう。学びの基本は「知りたい!」

英語を話せるようになりたい、バイリンガルになりたい、小中高生の皆さん(とその保護者の皆様)、英語学習の進み具合はどうですか?

 

毎回書いていますが、大切なことなのでしつこくても(笑)何度でも書きます。なにかを学ぶときは、真剣一生懸命やることも大切だし、また時には楽しく学ぶことも大切だと思います。英語を話せるようになるための学習が、修行や苦行である必要はないはずです。楽しく充実したもののはず。「好き」だからやる・学ぶ、というのが最も強い。私はそう思います。

 

ということで今回も、普段、街で見かけたり、TVやネットで見かけたりする、タカナ英語」を紐解いて、簡単に英単語を覚る試みをしてみましょう。

 

日本語化している英語

 

ドライブスルー

マクドナルドやスタバなんかである「ドライブスルー」。店に入らずに、車の中から注文できる便利なシステムです。「ドライブスルー」は “drive-through”と書きます。

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「ドライブ」はみなさんよく知っている”drive”(運転する)です。そして「スルー」”through”は「~を通って」「~を通り抜けて」という意味です。つまり、「車で通り抜ける」、「通り過ぎる(ときに注文する)」みたいなことです。

 

実はこの”through”、他にもいろんな言葉にまぎれています。例えば、「ブレイクスルー」。これは “break-through” や "breakthrough"と書きます。これ、もとはビジネスの世界でよく使われてたものが、広く一般に使われるようになったんです。”break”は「壊す」、”through”はさっきも出てきました「~を通って」です。さてどういう意味だか分かりますか。

 

自分の目の前に、厚く高い壁がそびえたっていて前に進めないとき、どうすれば壁の向こう側へ行けるでしょうか。壁を「ぶち壊し」て、「通り」道を作ると、壁の向こうへ通り抜けられます。つまり、「障害を乗り越えて、新しい境地に至る」みたいな意味で使われています。短く言うと「革新」「画期的なこと」「突破」となります。

 

ほかにも、(何年か前に)「シースルー」というファッションが流行った時期がありました(今でもあるのかもしれないですが)。これは ”see-through” または "seethrough" と書くので、もうわかると思いますが、「透けて見える」服です。また、服装だけでなく、物事を「見通す」「見透かす」というときにも、”see-through”を使います。

 

そして、番外編として、英語というよりは日本語ですが「既読スルー」。これは、既(すで)に読んだけど、反応せずに「通り過ぎる」ってことですね。忙しかったり、事情があるときには仕方がないですね。私もスルーすることありますが、決して無視しているわけではないので、気長に待っていましょう。

  

ファストフード

ファストフードは ”fast-food” です。”fast”は「速い」ですから、直訳すると「速い」食べ物。さっと立ち寄って、注文したらすぐに出てきて、サクッと食べられる。お財布にも優しい!それで "fast-food"「ファストフード」です。”first”(「第一の」「一番目の」)ではありませんので、注意してください

 

英語とは全く関係ありませんが、こういう物をしょっちゅう食べているとあまり体に良い影響を与えないそうですから、たまに食べるぐらいにしておきましょう。世の中の「速い」「安い」商品には、必ず理由があります。簡単で手軽だから、と何年もその習慣を続けていると、体のどこかに必ず負担がかかっていて、そしてそれが蓄積します。いつかダムが決壊して、パンクしてしまう恐れがあります。私自身への自戒の意味もありますが、みなさんも気を付けていきましょう。

 

そういえば一時期、「スローフード」「スローライフ」なんて言葉をよく聞きましたね。「ファストフード」の反対を目指した、いわゆる「オーガニック」「自然」な食材ってことですね。ちなみに「オーガニック」は "organic" と書いて「有機的な」「自然のままの」の意味です。 

 

ファストファッション

ファストファッション」(“fast-fashion”)も、上のファストフードと似たような意味です。流行のファッション品を、多くの消費者が気軽に、お手頃価格で手に入れることができる、ということですね。ファッション好きの人を飽きさせないように、季節ごとに売り場に並ぶ商品がどんどん入れ替わっていく。毎年、ファッションの流行りが変わる。まさに変化が「速い」ファッション業界。

 

その代わりに、季節が変わるタイミングで、売れ残った商品は大量に捨てられてしまうという負の側面もあります。先ほどの「ファストフード」と同じで、簡単で手軽なのには理由があって、副作用というか負の側面も必ず出てくるんですね。

 

スポーツ(バスケやサッカーなど)の「スローイン」、「フリースロー

 

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先ほどのスルーと似ていますが、こちらのスローは”throw”、「投げる」です。スローインは ”throw-in” で、グランドの外から内側 (in) へボールを投げ入れるので、”throw-in” なんです。そして「フリースロー」は”free-throw”で、ディフェンスから邪魔されることなく、シュートを打つことを言います。

 

ちなみに、フリースローの「フリー」(”free”)は、「自由」とは少し違います。もし自由に打てるのであれば、バスケゴールのすぐ近くまで行って打っても良いはずですが(笑)、そんなことすれば当然反則です。”free”は、「~が無い」という意味で使うこともあります。「ディフェンスがいない」環境でのシュート、なのでフリースローなんです。

 

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「フリー」つながりで、ほかにも「バリアフリー」もよく聞きます。これは ”barrier-free” と書きますが、”barrier”(「障害、障壁」)と ”free”(「~がない」)がくっついているので、「障害・障壁が無く、車いすでもスムーズに通れる」という意味で使います。「フリー」を「自由な」と訳してしまうと、「自由な障害・障壁」というよく意味が分からない言葉になってしまうので注意してくださいね。

 

ほかにも、シュガーフリー(”sugar-free”)がありますが、「砂糖」と「自由」が並んでいるから「タダで砂糖持って行っていいよ!」という意味だと思って、お店の商品を勝手に持って行かないように!!(笑)。ここの「フリー」も「~がない」の意味でつかわれているので、「砂糖が入っていない」商品だよという意味です。

 

メディア

これはいわゆる「マスコミ」、つまり新聞、TV、雑誌、ラジオ、ネットのことを指します。”media”と書きます。これ元々は、”medium”(中間の、間の)という語の複数形でした。なぜそれが「マスコミ」や「メディア」を指す言葉になったのか。

 

それは、彼らが「間(あいだ)に」入るから。例えば新潟に住んでいる人が、東京で行われているサッカーの試合を見ることや、試合結果を知ることは、彼ら(メディア関係者)がいなければできません。国会議事堂や政界でおきていることも、彼らなしでは、知ることはできません。芸能界のこともそうです。

 

つまり、スポーツ界や政界、芸能界と、私たち一般人との「間に」入っているから ”medium”(間の)で、それがたくさんいるから、複数形にして ”media” (メディア)になったんですね。

  

パブリックビューイング

 

スポーツの大きなイベントのときに、みんなで広い場所に集まって、大きなスクリーンで試合を見る「パブリックビューイング」。これは“public-viewing”と書きます。

 

“view”は「~を見る」とか「景色」「見え方」という意味です。それの「ing型」で “viewing”、つまり「見ること」(動名詞)になります。

 

パブリックは “public” で「公共の」という意味。ちなみにこの反対の意味の単語は “private”で「個人の」「私的な」の意味。プライバシー(“privacy”)はこの派生語です。

 

もう一つおまけで、アマゾンなんかで「レビューを書く、見る」というときの「レビュー」は、”re”(繰り返す) + “view”(見ること) = “review”(見直す、復習、評価)です。

 

エピソード記憶の重要性

さていかがだったでしょうか?学校に、部活に、習い事に忙しい小中高生のみなさんが、「英語を話せるようになる」「バイリンガルになる」という目標を実現するには、ひと工夫もふた工夫もしなければなりません。その一つが、「エピソード記憶」を活用することです。人間は、何か心が動くような出来事をより鮮明に記憶する、という性質です。

 

何かを記憶しようとするときに、「へー、そうなのか!!なーるほどね !(^^)!」と心が動くと、簡単に記憶できます。反対に、頭ごなしにただ暗記しようとすると、意味のないアルファベットがただ並んでいるだけに見えるので、退屈で興味も持てずに、心は動きません。ですので、学習の仕方を、自分が興味を持てるような形に自分で変えていくという工夫が必要になります。

 

もちろん、時には丸暗記が必要なときもあります。必要に応じて使い分けていってくださいね。