ことばの両利き舎 日英バイリンガルを目指す

「バイリンガルになりたい!英語を話せるようになりたい!」という小中高生とその保護者の方を応援!

英語学習は遊びながら覚える(4)!

英語学習は遊びながら覚えよう。学びの基本は「知りたい!」

英語を話せるようになりたい、バイリンガルになりたい、小中高生の皆さん(とその保護者の皆様)、英語学習の進み具合はどうですか?

 

毎回書いていますが、大切なことなのでしつこくても(笑)何度でも書きます。なにかを学ぶときは、真剣一生懸命やることも大切だし、また時には楽しく学ぶことも大切だと思います。英語を話せるようになるための学習が、修行や苦行である必要はないはずです。楽しく充実したもののはず。「好き」だからやる・学ぶ、というのが最も強い。私はそう思います。

 

ということで今回も、普段、街で見かけたり、TVやネットで見かけたりする、タカナ英語」を紐解いて、簡単に英単語を覚る試みをしてみましょう。

 

日本語化している英語

 

ドライブスルー

マクドナルドやスタバなんかである「ドライブスルー」。店に入らずに、車の中から注文できる便利なシステムです。「ドライブスルー」は “drive-through”と書きます。

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「ドライブ」はみなさんよく知っている”drive”(運転する)です。そして「スルー」”through”は「~を通って」「~を通り抜けて」という意味です。つまり、「車で通り抜ける」、「通り過ぎる(ときに注文する)」みたいなことです。

 

実はこの”through”、他にもいろんな言葉にまぎれています。例えば、「ブレイクスルー」。これは “break-through” や "breakthrough"と書きます。これ、もとはビジネスの世界でよく使われてたものが、広く一般に使われるようになったんです。”break”は「壊す」、”through”はさっきも出てきました「~を通って」です。さてどういう意味だか分かりますか。

 

自分の目の前に、厚く高い壁がそびえたっていて前に進めないとき、どうすれば壁の向こう側へ行けるでしょうか。壁を「ぶち壊し」て、「通り」道を作ると、壁の向こうへ通り抜けられます。つまり、「障害を乗り越えて、新しい境地に至る」みたいな意味で使われています。短く言うと「革新」「画期的なこと」「突破」となります。

 

ほかにも、(何年か前に)「シースルー」というファッションが流行った時期がありました(今でもあるのかもしれないですが)。これは ”see-through” または "seethrough" と書くので、もうわかると思いますが、「透けて見える」服です。また、服装だけでなく、物事を「見通す」「見透かす」というときにも、”see-through”を使います。

 

そして、番外編として、英語というよりは日本語ですが「既読スルー」。これは、既(すで)に読んだけど、反応せずに「通り過ぎる」ってことですね。忙しかったり、事情があるときには仕方がないですね。私もスルーすることありますが、決して無視しているわけではないので、気長に待っていましょう。

  

ファストフード

ファストフードは ”fast-food” です。”fast”は「速い」ですから、直訳すると「速い」食べ物。さっと立ち寄って、注文したらすぐに出てきて、サクッと食べられる。お財布にも優しい!それで "fast-food"「ファストフード」です。”first”(「第一の」「一番目の」)ではありませんので、注意してください

 

英語とは全く関係ありませんが、こういう物をしょっちゅう食べているとあまり体に良い影響を与えないそうですから、たまに食べるぐらいにしておきましょう。世の中の「速い」「安い」商品には、必ず理由があります。簡単で手軽だから、と何年もその習慣を続けていると、体のどこかに必ず負担がかかっていて、そしてそれが蓄積します。いつかダムが決壊して、パンクしてしまう恐れがあります。私自身への自戒の意味もありますが、みなさんも気を付けていきましょう。

 

そういえば一時期、「スローフード」「スローライフ」なんて言葉をよく聞きましたね。「ファストフード」の反対を目指した、いわゆる「オーガニック」「自然」な食材ってことですね。ちなみに「オーガニック」は "organic" と書いて「有機的な」「自然のままの」の意味です。 

 

ファストファッション

ファストファッション」(“fast-fashion”)も、上のファストフードと似たような意味です。流行のファッション品を、多くの消費者が気軽に、お手頃価格で手に入れることができる、ということですね。ファッション好きの人を飽きさせないように、季節ごとに売り場に並ぶ商品がどんどん入れ替わっていく。毎年、ファッションの流行りが変わる。まさに変化が「速い」ファッション業界。

 

その代わりに、季節が変わるタイミングで、売れ残った商品は大量に捨てられてしまうという負の側面もあります。先ほどの「ファストフード」と同じで、簡単で手軽なのには理由があって、副作用というか負の側面も必ず出てくるんですね。

 

スポーツ(バスケやサッカーなど)の「スローイン」、「フリースロー

 

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先ほどのスルーと似ていますが、こちらのスローは”throw”、「投げる」です。スローインは ”throw-in” で、グランドの外から内側 (in) へボールを投げ入れるので、”throw-in” なんです。そして「フリースロー」は”free-throw”で、ディフェンスから邪魔されることなく、シュートを打つことを言います。

 

ちなみに、フリースローの「フリー」(”free”)は、「自由」とは少し違います。もし自由に打てるのであれば、バスケゴールのすぐ近くまで行って打っても良いはずですが(笑)、そんなことすれば当然反則です。”free”は、「~が無い」という意味で使うこともあります。「ディフェンスがいない」環境でのシュート、なのでフリースローなんです。

 

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「フリー」つながりで、ほかにも「バリアフリー」もよく聞きます。これは ”barrier-free” と書きますが、”barrier”(「障害、障壁」)と ”free”(「~がない」)がくっついているので、「障害・障壁が無く、車いすでもスムーズに通れる」という意味で使います。「フリー」を「自由な」と訳してしまうと、「自由な障害・障壁」というよく意味が分からない言葉になってしまうので注意してくださいね。

 

ほかにも、シュガーフリー(”sugar-free”)がありますが、「砂糖」と「自由」が並んでいるから「タダで砂糖持って行っていいよ!」という意味だと思って、お店の商品を勝手に持って行かないように!!(笑)。ここの「フリー」も「~がない」の意味でつかわれているので、「砂糖が入っていない」商品だよという意味です。

 

メディア

これはいわゆる「マスコミ」、つまり新聞、TV、雑誌、ラジオ、ネットのことを指します。”media”と書きます。これ元々は、”medium”(中間の、間の)という語の複数形でした。なぜそれが「マスコミ」や「メディア」を指す言葉になったのか。

 

それは、彼らが「間(あいだ)に」入るから。例えば新潟に住んでいる人が、東京で行われているサッカーの試合を見ることや、試合結果を知ることは、彼ら(メディア関係者)がいなければできません。国会議事堂や政界でおきていることも、彼らなしでは、知ることはできません。芸能界のこともそうです。

 

つまり、スポーツ界や政界、芸能界と、私たち一般人との「間に」入っているから ”medium”(間の)で、それがたくさんいるから、複数形にして ”media” (メディア)になったんですね。

  

パブリックビューイング

 

スポーツの大きなイベントのときに、みんなで広い場所に集まって、大きなスクリーンで試合を見る「パブリックビューイング」。これは“public-viewing”と書きます。

 

“view”は「~を見る」とか「景色」「見え方」という意味です。それの「ing型」で “viewing”、つまり「見ること」(動名詞)になります。

 

パブリックは “public” で「公共の」という意味。ちなみにこの反対の意味の単語は “private”で「個人の」「私的な」の意味。プライバシー(“privacy”)はこの派生語です。

 

もう一つおまけで、アマゾンなんかで「レビューを書く、見る」というときの「レビュー」は、”re”(繰り返す) + “view”(見ること) = “review”(見直す、復習、評価)です。

 

エピソード記憶の重要性

さていかがだったでしょうか?学校に、部活に、習い事に忙しい小中高生のみなさんが、「英語を話せるようになる」「バイリンガルになる」という目標を実現するには、ひと工夫もふた工夫もしなければなりません。その一つが、「エピソード記憶」を活用することです。人間は、何か心が動くような出来事をより鮮明に記憶する、という性質です。

 

何かを記憶しようとするときに、「へー、そうなのか!!なーるほどね !(^^)!」と心が動くと、簡単に記憶できます。反対に、頭ごなしにただ暗記しようとすると、意味のないアルファベットがただ並んでいるだけに見えるので、退屈で興味も持てずに、心は動きません。ですので、学習の仕方を、自分が興味を持てるような形に自分で変えていくという工夫が必要になります。

 

もちろん、時には丸暗記が必要なときもあります。必要に応じて使い分けていってくださいね。

 

英語学習は遊びながら覚える(3)!

英語学習は遊びながら覚えよう。学びの基本は「知りたい!」

英語を話せるようになりたい、バイリンガルになりたい、小中高生の皆さん(とその保護者の皆様)、4月も今日で折り返し地点ですが、学校の新しいクラスや先生にも慣れてきた頃でしょうか?英語学習の進み具合はどうですか?

 

なにかを学ぶときは、真剣一生懸命やることも大切だし、また時には楽しく学ぶことも大切だと思います。英語を話せるようになるための学習が、修行や苦行である必要はないはずです。楽しく充実したもののはず。「好き」だからやる・学ぶ、というのが最も強い。私はそう思います。

 

ということで今回は、普段、街で見かけたり、TVやネットで見かけたりする、英単語の頭文字をとった「略語」を紐解いて、簡単に英単語を覚る試みをしてみましょう。

 

アルファベットの略語 

 

5G

これは最近よく聞きます、見かけます。通信の「第5世代」のことで、 "the fifth (5th) Generation" から来ています。"fifth" は "five" の序数で「第5の」「5番目の」という意味です。"generation"は「世代」の意味です。ダンスグループの「ジェネレーションズ・フロム・エグザイル・トライブ」もこの「世代」という意味の"generations"ですね。

 

DIY

ホームセンターに行くとよく見かけます。これは "Do It Yourself" の頭文字をとったものです。"Do"は「~する」の命令形で「~しなさい!」。"it"は普通「それ」と訳しますが、このケースは、なにか特定のものを指しているわけではありません。最後の "yourself"は「あなた自身で」の意味。 つまり「自分自身でやってみようぜ!」的な意味ですね。

 

ここでの "it" のように、何か「特定のもの・こと」を指さないけど、無いとぎこちないような感じがする場合には、入れることがあります。DIYの "it" は、家の模様替えや修理など、それら全体を指してぼんやりと、"it" 「それを」と言っているんですね。 

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MVP

スポーツの最優秀選手のことを "Most Valuable Player" の頭文字をとってMVPと言います。これいわゆる最上級というやつですね。"fast-faster-fastest" や "good-better-best"でおなじみです。"value" は「価値」という意味で、"valuable"は「価値がある」です。これの比較級、最上級は "er" や "est"ではなく、"more valuable" "most valuable"と表します。

 

短い文章で見てみましょう。

  • She is valuable. (彼女は価値が高い)
  • She is more valuable than other players.(彼女は他の選手よりも価値が高い)
  • She is the most valuable of all. (彼女は全員の中で最も価値が高い)

 

そして、「価値の高い選手」という名詞を使うと、

  • She is a valuable player
  • She is a more valuable player than I. 
  • She is the most valuable player in the league.

となります。

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WHO

最近ニュースでよく聞きますね。コロナが出始めたころから、WHOの委員長だったか議長だったかわすれましたが、その人の顔がニュースでよく出てくるようになりました。このWHOは、"World Health Organization"の頭文字です。そのまま「世界保健機関」。"organization"は「組織・団体」の意味です。

 

CPU

パソコンの機能の良し悪しを決める、大切な機能を持つ装置のこと。人間でいうと「脳」にあたるものです。これは、大量のデータを処理するための装置です。"Central Processing Unit" の頭文字をとってCPUです。"central"は「中央の、中心の」の意味。野球のセ・リーグセントラル・リーグを略したもので、このセントラルは "central" です。詳しく調べていませんが、おそらく中心部・都市部のチームが集まったリーグでセントラル・リーグじゃないかなと思います。

 

次の "processing" は "process"の「ing型」です。"process"は「加工する」「処理する」、名詞で「過程」という意味になります。パソコンは入力された大量の情報を処理して、画面上に出力するので、その処理機能をさして"processing" なのです。

 

最後の "unit"は、「一つ」「一つに集まったもの」「一単位」という意味です。なので、"Central Processing Unit" とは、「パソコンの核(中心)として働く、情報処理を担う一装置」みたいな意味ですかね。

  

(おまけ)

"uni-" が付く言葉は「一つの〜」ということばが多いです。例えば、

 

unicorn(角が一つしかない一角獣ユニコーン

uniform(みんなで一つの型の服装をするユニフォーム)

universe(全宇宙、全世界、普遍性)

univiersity(たくさんの学部が一つに集まっている総合大学)

unity(団結、一つにまとまっている)

unite(結合させる、連合させる)

 

"bi-" がつくと「2つの〜」が多いです。例えば、

 

bilingual(バイリンガル、二か国語)

bicycle(自転車)

bisexual(バイセクシャルLGBTの "B")

binomial(二項式)

 

以上、おまけでした!(^^)!

 

CG

これは "computer graphics" を略してCGです。"graphics" は画像とか映像のことです。

 

ICU

これは病院にありますね。見たことある人もいるでしょう。"Intensive Care Unit" の頭文字をとってICUです。集中治療室と呼ばれていますが、"intensive" は「熱烈に」とか「集中して」の意味がありますが、例えば「集中して勉強する」のようなときには、"intensive"ではなく"concentrate on ~"を使います。静かに落ち着いて集中するのが "concentrate"、「激しく」「熱心に」自分のエネルギーを注いでいるときは "intensive" を使うようなイメージです。

 

命の危険がある患者を、人員を総動員して一気に治療して、死の淵から引っ張り出そうとするから、"intensive" を使っているんですね。

 

"care"は「世話をする」「治療する」の意味です。昨日テレビや新聞で「ヤングケアラー」のニュースが出てましたが、"care" をする人で "carer"、「介護者」「治療者」の意味になります。

 

"unit" は先程出てきた「一つ」「一つに集まったもの」「一単位」なので、「一室」という意味。"ICU"で「集中治療室」となります。

 

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エピソード記憶の重要性

さていかがだったでしょうか?学校に、部活に、習い事に忙しい小中高生のみなさんが、「英語を話せるようになる」「バイリンガルになる」という目標を実現するには、ひと工夫もふた工夫もしなければなりません。その一つが、「エピソード記憶」を活用することです。人間は、何か心が動くような出来事をより鮮明に記憶する、という性質です。

 

何かを記憶しようとするときに、「へー、そうなのか!!なーるほどね !(^^)!」と心が動くと、簡単に記憶できます。反対に、頭ごなしにただ暗記しようとすると、意味のないアルファベットがただ並んでいるだけに見えるので、退屈で興味も持てずに、心は動きません。ですので、学習の仕方を、自分が興味を持てるような形に自分で変えていくという工夫が必要になります。

 

もちろん、時には丸暗記が必要なときもあります。必要に応じて使い分けていってくださいね。 

英語学習は遊びながら覚える(2)!

英語学習は遊びながら覚えよう。学習の基本は「知りたい!」

英語を話せるようになりたい、バイリンガルになりたい、小中高生の皆さん(と保護者のみさまさ)、新年度が始まって間もないですが、英語学習の進み具合はどうですか?順調でしょうか?

 

なにかを学ぶときは、真剣一生懸命やることも大切だし、また時には楽しく学ぶことも大切だと思います。英語を話せるようになるための学習が、修行や苦行である必要はないはずです。楽しく充実したもののはず。「好き」だから学ぶ、というのが最も強い。少なくとも、私はそう思ってます。

 

ということで今回は普段、街で見かけたり、TVやネットで見かけたりする、カタカナ英語を紐解いて、簡単に英単語を覚る試みをしてみましょう。

 

日本語化している英語

 

コスパが良い

これはもともとはビジネス用語から来たんだと思います。コスパのもとの英語は "cost-performance"です。”cost"は費用、そして ”performance” は「成果」や「出来栄え」という意味です。

 

つまり"cost-performance"(コスパ)とは「費用対効果」という意味です。支払うお金の額に対して、得られる価値が高いか低いかを見るのが、「費用対効果」という意味です。「コスパが良い」は、支払うお金(費用)に対して、得られる価値が高いということです。反対に、「コスパが悪い」は支払うお金(費用)に見合う価値が得られないようなときに使います。

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リアランスセール

デパートやお店なんかで見かけたりします。または新聞に入っている折込みチラしにもたまにありますね。クリアランスとは、"clearance"という単語です。これは"clear”という動詞が名詞になったものです。

 

"clear"は「全部取り除く」とか「すべてを空にする」の意味です。みんさんもテレビゲームやネットゲームをしていて聞いたことがあると思います。「ステージをクリアしたぜ!」って言いませんか?これは、そのステージを「全部終えた」ってことですね。他にも、例えばサッカーをしていて「ボールをクリアしろ!」なんて言ったりしますね。これは、混雑している状況から、一度ボールを遠くへ蹴り出して、状況をゼロに戻すみたいな意味です。

 

この "clear" の名詞が "clearance" 。セールは "sale"(「販売」、「売ること」)です。すなわち、「店にある残りの商品を一掃して、空にしたい。だから通常よりも値段を安くするので、ぜひ買ってください!」ってことですね。「在庫一掃セール!」って言うのはそういう意味です。

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 エコノミークラス

これは飛行機の座席の種類ですね。座席の値段の高い順から「ファーストクラス」、「ビジネスクラス」、「エコノミークラス」です。まず、この「クラス」("class") は学校での「教室」や「〜年〜組」の意味ではありません。"class" には「階層」や「階級」という意味があります。例えば "working class" は労働階級ですし、"upper-class"は上層階級、"middle-class"は中間層階級、そして "lower-class" は下層階級といった意味になります。 

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飛行機の座席を「〜クラス」と呼ぶのは、座席の質の階層を分けているからです。「ファーストクラス」は ”first class"、つまり「一番目」の「階層」。一番良い席ってことですね。

 

 で、ここから「二番目」の席、「三番目」の席なんて名前の座席にしたら、なんか味気ないというか、あまり粋(いき)ではない。飛行機会社もお客さんにできるだけ飛行機に乗って欲しいですから、少しシャレた名前にしたわけです(と思います。あくまで個人的な推測です)。

 

二番目の階層の席は「ビジネスクラス」と言いますが、これは別にビジネスが目的で海外に行く人じゃなくても、ビジネスクラスに乗れます。二番目の座席なんて言うよりは、少し高級感があります。そして三番目、一番安い階層の席は「エコノミークラス」。エコノミーは "economy" は「経済」の意味です。つまり経済性重視の座席。お財布に優しい席ってことです。

 

物は言いようですね(笑)。三番目の座席とか、一番安い席とかじゃなくて、「経済性重視」の座席って名前にすれば、お客さんのプライドを損ないません(多分)。「乗ろうと思えば、ファーストクラスやビジネスクラスにも乗れるけど、今回は経済性重視でエコノミーにしとくよ」みたいに(笑)。(そこまで見栄っ張りな人はさすがにいないか・・・)

 

ちなみに「エコノミークラス症候群」って、狭い座席にずっと同じ姿勢でいることで、下半身の血行が悪くなって、いろんな症状が出てしまうことです。お財布に優しい座席でも、体には過酷な座席ってことですね。

 

エピソード記憶の重要性

さていかがだったでしょうか?学校に、部活に、習い事に忙しい小中高生のみなさんが、「英語を話せるようになる」「バイリンガルになる」という目標を実現するには、ひと工夫もふた工夫もしなければなりません。その一つが、「エピソード記憶」を活用することです。人間は、何か心が動くような出来事をより鮮明に記憶する、という性質です。

 

何かを記憶しようとするときに、「へー、そうなのか!!なーるほどね !(^^)!」と心が動くと、簡単に記憶できます。反対に、頭ごなしにただ暗記しようとすると、意味のないアルファベットがただ並んでいるだけに見えるので、退屈で興味も持てずに、心は動きません。ですので、学習の仕方を、自分が興味を持てるような形に自分で変えていくという工夫が必要になります。

 

もちろん、時には丸暗記が必要なときもあります。必要に応じて使い分けていってくださいね。 

大喜利:「英語の授業で『この先生、外国かぶれだな...』。どんな先生?」

大喜利:「英語の授業で《この先生、外国かぶれだな...》。どんな先生?」

遊ぶ気持ち、楽しい気持ちで英語を学ぼう

こんにちは。「英語を話せるようになりたい」「バイリンガルになりたい」という小中高生(とその保護者の方)を全力で応援するブログです。

 

今回はちょっと脱線して、英語というよりは、英語の先生を題材にして面白いことを考えてみようという回です!

 

お題は

「学校の英語の授業で、生徒たちが『この先生、外国かぶれだな・・・』。さて、どんな先生?」

 

どうでしょうか?どんな先生が思い浮かびましたか?

 

 

  • 給食の時間が終わると必ず2時間昼寝をするため、午後の授業は担当していない。

 

  • 授業中にガムを噛みながら講義をする。

 

  • 生徒に、自分のことを下の名前で呼ばそうとする。

 

  • 加藤順子(Kato Junko)さんをK.J.、遠藤淳也(Endo  Junya)君をE.J.と呼ぶ。

 

  • 30歳も年上の校長先生を下の名前で呼ぶ。

 

  • 学校にある和室へ入るときに、靴を脱ごうとしない。

 

  • 有給休暇の消化率が異常に高い。

 

わたしの答えはこんな感じでした。是非コメント欄にみなさんの答えも書いてみてください!

中学英語で「紅蓮華」(LiSA)を英訳しよう(2)

中学英語で紅蓮華を英訳しよう

こんにちは。「英語を話せるようになりたい」「バイリンガルになりたい」という小中高生(とその保護者の方)を全力で応援するブログです。

 

前回は「強くなれる理由を知った 僕を連れて進め」を英訳しました。その回のブログ記事動画は以下をご覧ください。

 

ブログ記事

解説動画

 

そして今回は、

「震える手はつかみたいものがある それだけさ」

の歌詞を英訳します。

 

まず文の「主語」と「結論」を見つけよう

まず大切なのは、文の主語と結論を見つけること!以前のブログで書いたことをもう一度書いておきますね。日本語ではワザワザ言わないことでも、英語では(原則として)主語が必ず必要になります

 

この歌詞の文の主語は「(震える)手」です。そして結論(述語動詞)は「・・・がある」です。ここで、主語はただの「手」ではなく、「震える手」となっています。これを英語にしましょう。「~な手」を英語で言う場合、例えば「大きな手」は、big hands、「汚れた手」は、dirty handsです。「形容詞+ hands」ですね。

 

hands(手)って言っても、「どんなhands(手)?」なのかを説明するのが、形容詞のお仕事。そしてもともと動詞なんだけど「動詞+ing」にすると、形容詞の役割をするのが「現在分詞」です。とっても使い勝手がいいやつです。

 

現在分詞:「動詞+ing」で形容詞の働きをする

「震える」という動詞は、マックシェイクでおなじみの ”shake” を使います。そして、この ”shake” に ”ing” をつけて ”shaking” にします(語尾が子音+”e”なので、”e”をとって”ing”です)。すると、"shaking hands"(「震えている手」)のように、「動詞+ing」が形容詞と同じ働きをするようになります!

 

このように現在分詞は、「~している」という形容詞の役割を果たします。例えば “shanking house” というと、「震えている(揺れている)家」という意味になりますし、他にも “running boy” であれば「走っている少年」、”sleeping baby”であれば「眠っている赤ちゃん」です。さきほどの「震える(震えている)手」は、”shaking hands”になります。

 

ただ、”shaking hands”には、実は「握手する」という意味もあるので、こんがらがってしまわないように、今回は別の「震える」という動詞、”tremble” を使います。これをingにして ”trembling hands”(震える手、または震えている手) とします。

 

“want to …” は「・・・したい」の意味

次に、文章の結論である「...つかみたいものがある」ですが、今回は簡単にするために、「...何かをつかみたい」にしましょう。「~したい」は ”want to+動詞の原形” です。(これは「to不定詞」と言われています)。

とすると、”… want to catch something”になります。

 

ここまでをつなげると、

 

「震える手はつかみたいものがある」の英訳は

My trembling hands want to catch something.

になります。

 

そして最後の「それだけさ」は

”That’s all.”

にしましょう。ほかにも色々な言い方があるのですが、ここではなるべく簡単な言い回しを使います。"That's all."は「それで全部です」の意味。「それが全部で、他には何もない」という意味なので、「それだけさ」って意味に使えます。

 

もう一度まとめると、

 「震える手はつかみたいものがある それだけさ」

My trembling hands want to catch something. That's all. 

 になります。

 

英語に訳しやすい日本語に変える

 

つづきまして、こちらの歌詞を英訳してみましょう!

「変わってゆけるのは自分自身だけ それだけさ」

 

さあ、この文の主語は何でしょうか?かくれていますが、「私」がこの文の主語ですね。さらに、上記の歌詞を英訳しやすい日本語に変換します。この文を言い換えると「私が変えることができるのは、(他人ではなく)自分自身だけです」とできますよね。さらにもう一歩踏み込んで「私は、私自身だけを変えることができる」とするとだいぶ英訳しやすくなります。

 

「私は、私自身を変えることができる」という文であれば、まず主語結論は「私は」と「~ができる」です。つまり、”I can …”です。”can”(~できる)の後には動詞の原形がきます。”change”は「~を変える」だから、「私自身を変える」は” I can change myself”です。自分自身だけとあるので、” I can change only myself” となります。

 

そして次の「それだけさ」は、この記事の前半にもでてきましたね。なので同じ”That’s all.”を使いましょう。とすると、全部つなげると

「変わってゆけるのは自分自身だけ それだけさ」は

"I can change only myself. That’s all."

になります。

 

応用編

少しギアをあげてみましょう。「私は、自分自身を除いて、何も変えることはできません」とするとどうなるでしょう?

 

「私は、何も変えることはできません」。は "I cannot change anything." です。 ここで、”not ~ any …” は「一つも(一人も)…ない」という意味の文章を作ります。例えば、"I don’t(do not) have any car." は「わたしは一台も車をっていない」となります。なので「私は何一つ変えることができない」の文は、"I cannot change anything."になります。

 

そして「自分自身を除いて」は、”except”(~を除いて、~以外は) を使って、

"I can not change anything except myself. That’s all I can change."

とすると、よりかっこよい文章になりますね。(最後の"That's all I can change." は関係代名詞を使っています。)

 

高校英文法編

もう一つレベルアップして、「whatの関係代名詞」を使ってみましょう。これは高校英語で出てくる文法ですので難しいかもしれないです!

 

“what S + V”

「Sが、Vするもの(こと)は…」の意味で使います。

(決して疑問文の「何が?」ではないので注意!)

 

例えば、

What you say is right. 「あなたが言うことは、正しい」とか、

What I don’t like is the weather in winter. 「私が好きではないのは、冬の天候です」のような使い方をします。

 

この「whatの関係代名詞」を使うと、上記の「変えてゆけるのは自分自身だけ」は、“What I can change is only what I do.”、つまり 「わたしが変えられることは、私がすることだけです」となります。応用編に行くにつれて、洗練された響きになってきます。 

 

ではLiSAさんの「紅蓮華」です!

 

そして今回の内容を動画でも解説しました。

 

中学英語で「紅蓮華」(LiSA)を英訳しよう

中学英語で紅蓮華を英訳しよう!流行りものを使って英語を学ぶ 

こんにちは。「英語を話せるようになりたい」「バイリンガルになりたい」という小中高生(とその保護者の方)を全力で応援するブログです。

 

昨年は「鬼滅の刃」がものすごいブームになりました。そこで、今回はアニメ「鬼滅の刃」の主題歌である「紅蓮華」を、中学英語で習う文法や語彙を使って英訳します。それを通して英文法の理解を深める学習をしましょう!

紅蓮の花です

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 この「紅蓮華」のドあたま、それとサビのところで 

「強くなれる理由を知った 僕を連れて進め」

とあります。今回これを英語にしてみましょう。

 

文章の主語を見つける! 

「誰が?」強くなれる理由を知ったのでしょうか?文全体を読むと、後半に「僕を...」とありますから、「僕は、強くなれる理由を知った」ですね。日本語ではワザワザ言わないことでも、英語では(原則として)主語が必ず必要になります

 

次は、語順を英語用に変換します。英語では、必ず主語が登場することは、さっき触れました。次に大切なのが、主語の次に結論がくるということです。上の文の結論は、「知った」です。とすると、英語用の語順は「僕は、知った、強くなれる理由を」になります。

 

英語学習の初心者は必ずこの手順を踏みましょう!慣れてくれば、一回一回主語を書き出さなくても、語順を並べ替えなくても、すぐに分かるようになります。なれるまでは、必ずこの手順を踏みましょう!。ここまでをまとめると、

①文の主語を見つける

②主語の次に結論(述語動詞)が来る

これらは、どんな時もあてはまるルールですので、しっかりおさえてください。

 

"know" は「知っている」の意味。「知る」は...?

つぎは、「...を知った」とあります。"know" (知っている)の過去形の "knew" を使いたくなりますが、ここでは "know" または "knew" は使えません。"know"はすでに知っていることを言うときに使います。例えば

僕は太郎君を知っている。I know Taro. 

彼らは答えを知っていた。They knew the answer.

 

それに対して、「それまで知らなかったけど、あるきっかけで知ることになった」、つまり「そのとき初めて気づいた、知った」というときは、find や realize などを使います。「僕は、知った(気づいた)」は "I found..."になります。

 

「(S) が (V) の理由は...」は "the reason why S V "で表す

「(私)が(勉強する)理由」は "the reason why I study" に、

「(私)が(山に登る)理由」は "the reason why I climb the mountain" になります。

 

とすると「(僕)が(強くなれる)理由」は、"the reason why I can be strong" になります。

 

ここまでを全部つなげると " I found the reason why I can be strong." になります。

 

"take (人) along"は「(人)をいっしょに連れていく」 

誰かをいっしょにつれていく、と言いたい場合は、"take (人) along" を使います。なので、「僕を連れて」は "take me along" です。そして「進め」は「進む」("go on"、"move on" など)という動詞の命令文になるので、"move on!"となります。「僕を連れて進め」は "Take me along and move on !"になります。

 

最後にもう一度、冒頭の歌詞を確認しましょう。

「強くなれる理由を知った 僕を連れて進め」を英訳すると..."I found the reason why I can be strong. Take me along and move on !"

 

LiSA 紅蓮華の動画

 

あなたは、時間とともに "old" になるか "vintage" になるか...どちらを選ぶか

時間とともに"old"になるか"vintage"になるか

経験からの慧眼 

こんにちは。「英語を話せるようになりたい」「バイリンガルになりたい」という小中高生(とその保護者の方)を全力で応援するブログです。

 

以前に担当していた社会人対象の英文法クラスで、生徒さん(Aさん)が興味深いことをおっしゃっていました。

 

Aさん:『英語で「年寄り」を意味する言葉がたくさんある。なかでも、"old fart" や "fogy" のように、あまり良くない言葉で「年寄り」を指す言葉もある。でも、年を取るごとに味や深みが出てくる、"vintage" という言葉もある。できれば "vintage" な人間になりたいね』と、確かこのような意味のことをおっしゃっていたと記憶しています。

 

ちなみに "old fart" とは「じじい」の意味です。お年寄りを悪く言う言葉ですね。"fart" が「おなら」の意味なので直訳は「古いおなら」となります(笑)。(おならは、出た直後が一番クサイんだから、時間が経って古くなったおならは、別に害はないんじゃないかなと、個人的には思う。)そして "fogy" というのは、「時代遅れの人、頑固者」という意味です。

 

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最後の "vintage"とは「(ワイン用の)ブドウの収穫量」を指す言葉ですが、ほかにも「古くて価値のあるもの」「年代物」という意味もあります。日本語でも「ヴィンテージ」って言いますよね。ヴィンテージものとか、ヴィンテージジーンズ、とか。

 

新しけりゃいいってもんじゃない

ジーンズとかって、新品でピッカピカだと逆にダサくて、使い古されたやつの方がなんかかっこよかったりします。あれって出そうと思って出せる魅力じゃない。ただボロボロになってるんじゃなくて、何年もかかって磨かれてきた感じがします。生地は間違いなく古く劣化している、でも同時に、何か目に見えない価値が新しく生まれてる、みたいな...歴史というか、味わいというか、深みというか。

 

私が若者だったころにも、ヴィンテージジーンズって人気あったし、今の若い人もわざと膝や太もものところが破れているジーンズをはいています。

 

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ちなみにわたしは、アメリカの大学にいたころ、NirvanaKurt Cobain(当時はすでに他界してた)がかっこよかくて憧れてて、マネしてボロいジーンズはいてました。グランジ(Grunge)ってやつ。たぶん「新品には出せない、年代物の魅力」に、むかしも今も、みんな同じようにひかれるんじゃないでしょうか。

 

時間はだれにでも平等、でも...

だれでも40年生きれば40歳になり、80年生きれば80歳になります。当たり前といえば当たり前。わたしもまだ未熟なんで、偉そうに言う資格はないです。

 

でも、単に40年分「古く」なるのか、それとも40年分の「歴史」とともに新しい「価値」を生み出すか...自分はどうなりたいか。それは自分で決めるしかないんだと思います。

 

とりあえず44年という時間はもう過ぎちゃったので、わたしのこの先数十年への意気込みを言うと、「若いころカッコいいと思ってはいていたヴィンテージジーンズのように、目に見えない『深み』や『奥行き』を醸し出すような(笑)、元気で若いおじーさんを目指します。」