「私は、私自身を変えることができる」という文であれば、まず主語と結論は「私は」と「~ができる」です。つまり、”I can …”です。”can”(~できる)の後には動詞の原形がきます。”change”は「~を変える」だから、「私自身を変える」は” I can change myself”です。自分自身だけとあるので、” I can change only myself” となります。
「私は、何も変えることはできません」。は "I cannot change anything." です。 ここで、”not ~ any …” は「一つも(一人も)…ない」という意味の文章を作ります。例えば、"I don’t(do not) have any car." は「わたしは一台も車をっていない」となります。なので「私は何一つ変えることができない」の文は、"I cannot change anything."になります。
そして「自分自身を除いて」は、”except”(~を除いて、~以外は) を使って、
"I can not change anything except myself. That’s all I can change."
とすると、よりかっこよい文章になりますね。(最後の"That's all I can change." は関係代名詞を使っています。)
それに対して、「それまで知らなかったけど、あるきっかけで知ることになった」、つまり「そのとき初めて気づいた、知った」というときは、find や realize などを使います。「僕は、知った(気づいた)」は "I found..."になります。
「(S) が (V) の理由は...」は "the reason why SV "で表す
「(私)が(勉強する)理由」は "the reason why Istudy" に、
「(私)が(山に登る)理由」は "the reason why Iclimb the mountain" になります。
とすると「(僕)が(強くなれる)理由」は、"the reason why I can be strong" になります。
ここまでを全部つなげると " I found the reason why I can be strong." になります。
"take (人) along"は「(人)をいっしょに連れていく」
誰かをいっしょにつれていく、と言いたい場合は、"take (人) along" を使います。なので、「僕を連れて」は "take me along" です。そして「進め」は「進む」("go on"、"move on" など)という動詞の命令文になるので、"move on!"となります。「僕を連れて進め」は "Take me along and move on !"になります。
最後にもう一度、冒頭の歌詞を確認しましょう。
「強くなれる理由を知った 僕を連れて進め」を英訳すると..."I found the reason why I can be strong. Take me along and move on !"
ちなみにわたしは、アメリカの大学にいたころ、Nirvana の Kurt Cobain(当時はすでに他界してた)がかっこよかくて憧れてて、マネしてボロいジーンズはいてました。グランジ(Grunge)ってやつ。たぶん「新品には出せない、年代物の魅力」に、むかしも今も、みんな同じようにひかれるんじゃないでしょうか。